森を守ることは、空気を守ること。
コンサベーション・インターナショナルは、ダイキン工業の創立100周年記念事業の一環として、「空気を守る森プロジェクト」を拡大しています。
世界5カ国(インドネシア、インド、中国、ブラジル、ボリビア)、それぞれの生物多様性ホットスポットで実践される「空気を守る森プロジェクト」は、森林の再生や保全、また、生物多様性の維持、地域住民の暮らしを守る保全活動を通じて、気候変動への対応と持続可能な社会の実現を目指します。私たちは、地域の文化や知恵を尊重しながら、未来へとつながる森づくりを進めています。
「空気を守る森プロジェクト」フェーズ2
取り組み概要
1. ボリビア(アマゾン・Madidi国立公園)
先住民族Tacana族と協力し、森林保全と生計向上を両立。女性のエンパワーメントや環境教育を通じて、地域に根ざした持続可能な保全体制を構築。
2. ブラジル(パラ州トメアス)
荒廃した森林を、アグロフォレストリーと自然更新で再生。地域住民の生計向上と食料安全保障、災害へのレジリエンス強化を目指す。
3. 中国(四川省洪雅県)
森林管理局と連携し、適切な森林再生のための人材育成とエコツーリズムの導入を推進。ジャイアントパンダの生息地を含む生態系の保全を図る。
4. インド(西ガーツ山脈)
地域住民と保全契約を結び、コミュニティ林の保全・再生を実施。非木材林産物(NTFP)や改良かまどの導入を通じて、
持続可能な暮らしを支援。
持続可能な暮らしを支援。
5. インドネシア(西ジャワ・グデパランゴ国立公園周辺)
森林再生とアグロフォレストリーを組み合わせ、劣化地を回復。地域住民と協力し、生物多様性のモニタリングや代替生計支援を行い、水源地の保全にも貢献。
<関連リンク>