Conservation International


コンサベーション・インターナショナル・ジャパン、新カントリーディレクター就任のお知らせ
 



【東京、2023年3月27日】自然環境保全を通じて持続可能な社会構築に取り組む国際NGOコンサベーション・インターナショナル(本部:米国ヴァージニア州アーリントン、CEO:M・サンジャヤン)の日本法人、コンサベーション・インターナショナル・ジャパンは、この度、2023年3月27日付で新カントリ-ディレクターとして、アメリア・ジュールが就任したことをお知らせします。なお、前任の日比保史は2022年9月30日付で退任しました。

 

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ジュールは、20年以上にわたり、人間中心的デザインとイノベーション・コンサルティングやマーケティングの分野などであらゆる規模のクリエイティブなチームをリードしてきました。キャリアの最初の10年は、大手グローバルブランドにサービスを提供するマーケティングエージェンシー、ワンダーマン・インターナショナルにて戦略プランナーとして、リサーチからアイデアの立案、戦略立案から履行まで数多くのプロジェクトを経験しました。

直近の10年ではIDEO Tokyoで、人間中心のデザインリサーチャー兼ディレクターとして、人々を観察し、潜在的ニーズの理解からより良い製品・サービス・システムのデザインを経験しました。また、高齢者向け医療機器の体験デザインや、農家のためのデジタルツールとシステムの構想から地域経済を活性を描くプロジェクトをリードし、また、デザインディレクターとして、循環型デザインという、調達から再利用までのライサイクルの全体を考慮する製品設計への着眼を加速させることに熱意を注いできました。

「ストーリーテリングとイノベーションの経験を活かして、日本企業が自然に投資する大きな機会について伝えていきたい」とジュールは語ります。「コンサベーション・インターナショナルは、人と地球を考慮した保全のデザインから地球上に大きなインパクトをもたらす組織として尊敬してきました。CIのグローバルな実績を生かし、CIジャパンのチームと日本企業や政府と一緒にインパクトを広げていけるをことを目指します。」

ジュールは、ミシガン大学アナーバー校で国際関係学を専攻し、3年で卒業。日本人の母とアメリカ人の父のもとで育ち、学生時代は東京都内のインターナショナルスクールで多様な文化に触れ、夏には父親のふるさとであるアメリカのウィスコンシン州にある牧場で、馬の世話や調教を学びました。これらの経験から、自然と調和したビジネスや経済をデザインすることを志しています。

 

 

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