ジンベイザメプロジェクト

衛星タグを利用した生態調査から、地域の持続可能な経済へつなぐ試み


衛星タグを使用して生態調査を行う

絶滅危惧種ジンベイザメ保護プロジェクト
初のクラウドファンディング始まる!


“地球の才能を育む“ストーリーファンディングサービス「SPIN」サイトにて

spin-project.org/projects/57

一般社団法人 コンサベーション・インターナショナル・ジャパン(以下CIジャパン)とシステム開発ベンダーの株式会社Freewill(以下Freewill)は、 “地球の才能を育む“ストーリーファンディングサービス「SPIN」において、絶滅危惧種であるジンベイザメ保全のための衛星タグ付け支援プロジェクト(以下、「ジンベイザメプロジェクト」)を開始します。

国際ジンベイザメの日である8月30日に寄せて、ジンベイザメと、保護に関わるCIスタッフのストーリーを世界中に知ってもらい、ジンベイザメ保護プロジェクトへの支援を呼び掛けています。
本プロジェクトは2021年3月まで継続予定です。ジンベイザメは、世界最大の魚種で、平均5~10メートル、大きいものは体長が18.8メートルにも及びます。2000年に絶滅危惧種としてIUCN(国際自然保護連合)のレッドリストに登録されました。フカヒレや魚油を目的とした違法な乱獲、地元住民の捕食、海洋汚染や水温上昇による餌の減少、また漁船との衝突や漁網の絡みなどが影響しています。先進国での需要が高いフカヒレは、地元漁師たちが効率的に稼ぐ手段になっていました。この状況を解決するために、コンサベーション・インターナショナルの海洋学者マーク・アードマン博士は、2015年より「Whale Shark Tracker(ジンベイザメ トラッカー)」プロジェクトをインドネシアで開始し、世界で初めてジンベイザメのタグ付けに成功しました。

未だその生態についてほとんど知られていないジンベイザメですが、タグ付けすることで、約2年間、GPSで動向をモニターすることが可能になります。彼らの行動範囲や生態に関するデータがあれば、保護に適した海域が明らかになるほか、生態系に負荷をかけないエコツーリズムの開発などが可能になります。タグ付け行為がジンベイザメに害やストレスを与えないことも実証されており、エコツーリズムが広がれば、ジンベイザメを守りながら、地元の持続可能な経済や漁業に貢献できるという、ジンベイザメとの新たな関係が構築されます。解析されたデータを利用し、地元の漁業関係者と協働でエコツーリズムの開発が可能になれば、人とジンベイザメのより良い関係が始まります。

今回は、8月30日の国際ジンベイザメの日に合わせ、ジンベイザメについてより多くの方に知って頂き、その保全や生態を知るために欠かせない追跡データを採取するためのタグ付け費用を募るクラウドファンディングを実施します。ご支援者はタグ付けされるジンベイザメの名づけに参加することができたり、スタッフの活動レポートを受け取っていただくことで、より身近に、大切なジンベイザメの“里親”になっていただくことで、海洋保全や環境への意識を高めるきっかけとなることを目指しています。

“地球の才能を育む“ストーリーファンディングサービス「SPIN」は、ブロックチェーン技術を用いて寄付金の流れを見える化することで、寄付金の不正利用を防ぎ、透明性を担保。安心して支援者の皆さまに寄付して頂ける新時代のクラウドファンディングプラットフォームです。世界各地の社会貢献型プロジェクトの数々が、心に響く「ストーリー」となって、プロジェクト発起人と支援者を繋ぎます。


■ジンベイザメプロジェクト概要
プロジェクト名:人と地球とのつながりを知る旅 〜 海の守り神、ジンベイザメを追う 〜
目標総額 131.52万円
募集期間 2020/8/27~2021/3/31
支援先 コンサベーション・インターナショナル・ジャパン
キャンペーンサイト spin-project.org/projects/57

■これまでのタギング実績

「Whale Shark Tracker(ジンベイザメ トラッカー)」では、ストレスのかからない方法で、62匹のジンベイザメたちにタギングを行いました。これにより、謎に包まれていたジンベイザメの生態を正確に知ることができるようになりました。また、「Whale Shark Tracker(ジンベイザメ トラッカー)」の開催するエコツアーが漁師や生息地域の人々に安定した利益をもたらし、最高級フカヒレを狙った密漁による乱獲の防止にも繋がっています。

■リターンは「ジンベイザメに名前を付けよう」 

本ジンベイザメプロジェクトでは、ご寄付へのリターンとして、寄付によってタギングされたジンベイザメに名前をつけることが可能です。この名前は追跡画面(リンク)や、レポートの中で表示され、いつでも名付けたジンベイザメがどこにいるか知ることができます。また、タギングされたジンベイザメに関するレポートも、数回ほどお届けします(レポートは日英で対応可能です)。


■CIジャパン代表理事 日比 保史コメント
ジンベイザメだけでなく、地球上のすべての生命は調和の上に成り立っているが、そのバランスを崩しているのは人間活動によるものが多いのは事実です。しかし、人が生きていくためには、自然が必要であり、自然とそこに暮らす生物を守ることは、自分たちを守ることでもあるのです。多くの資源を海外に頼っている日本は、熱帯林破壊や、種の絶滅、海洋プラスチック問題など、私たちにもその解決のための努力をする義務があります。この度、革新的なアイデアとエネルギーを持つ麻場さん率いるFreewill様と協働で、ジンベイザメ保護プロジェクトを立ち上げることができ大変光栄に思います。最先端のITと自然保護活動の融合で、持続可能な社会へ向けた動きが加速することを期待しています。

■Freewill CEO Toshi Asaba コメント

SPINは、「地球の才能を育む」ストーリーファンディングサービスとして、心に訴える「ストーリー」を世界に届け、実施者と支援者をつなぐ、Freewillが創り出した新しいクラウドファンディングの形です。日英翻訳機能でボーダーレスに世界中に発信し、支援を募れることが特徴です。この度、国際NGOとして地球環境や海洋保全に努めていらっしゃるCIジャパン様にジンベイザメのプロジェクトを立ち上げて頂くことは非常に光栄であり、沖縄の美ら海水族館などでもおなじみのジンベイザメの支援を通じて、日本だけでなく世界中の皆さまが環境問題を考えるとても良いきっかけとして頂けたら嬉しく思います。「才能」が社会に役立ち、更に新たな才能を生み出せるよう、 地球の自転と共に「人と人を繋げ合わす円」が回転し続けるように、という願いを込めてSPINを立ち上げました。今後も、人間だけではなく、動物や植物などすべてを対象に、未来に残す地球上の才能を応援し続けて参ります。

■一般社団法人 コンサベーション・インターナショナル・ジャパンについて
コンサベーション・インターナショナル(CI)は、地球が長い年月をかけて育んできた自然遺産である生物多様性を保全し、人間社会が自然と調和して生きる道を具体的に示すことをミッションとして設立された国際NGOです。CIジャパンは、コンサベーション・インターナショナルのグローバルネットワークの一員として、1990年より活動を開始しました。地球上に存在する生物多様性は、安定した気候、きれいな空気、水、食料、文化など、計りきれない恵みを提供していますが、人間の経済活動やインフラの開発は、地球環境に深刻な負担を与えます。CIは、自然保護を通じて持続可能な社会を目指しています。特に、気候変動対策や森林・海洋保全プロジェクト、そして政策提言や企業連携などを展開しています。科学的知見に基づく戦略と、革新的なアイデアで、政府や企業、研究機関、他NGO/NPO、先住民コミュニティなど、様々な立場の関係者とパートナーシップを組みながら、現地プロジェクトの実践・検証という「ボトムアップ」、そして、政策レベルからの「トップダウン」の双方向アプローチで持続可能な社会を目指して働きかけています。

【組織概要】
組織名:一般社団法人 コンサベーション・インターナショナル・ジャパン(略称:CIジャパン)
設立: 1990年 (※2011年3月 一般社団法人格取得)
代表理事: 日比 保史
所在地: 〒160-0004  東京都新宿区四谷1丁目17 MEISTER YOTSUYA 201号室
業務内容:気候変動と生物多様性などに関わる政策提言
途上国での自然保護事業の形成・実施・支援
企業や政府とのパートナーシップ形成
広報・普及・啓発

■株式会社Freewillについて
2019年に設立した当社は、シリコンバレーに姉妹会社を持つIT企業で、「FREEWILL(自由意志)」に従った働き方・生き方がしたいと考える世代が活躍できる社内環境や自社サービスに取り組んでいます。現在、約150名のスタッフをかかえ、日本はもちろんのこと、19カ国以上の外国籍のスタッフが在籍しています。 人類社会の豊かな生活と地球環境の共存共栄を可能にする仕組み、Sustainable Eco Society(持続可能なエコ社会)の実現を目標とした「SPIN」を含む3つのソーシャルサービスを昨年2019年12月にリリースしました。当社は、人類社会の豊かな生活と地球環境の共存共栄を次世代のために実現すべく、Sustainable Eco Society(持続可能なエコ社会)を構築するための開発を進めて参ります。

【会社概要】
社名:株式会社Freewill
設立:2019年1月代表者:CEO Toshi Asaba(麻場俊行)
所在地:東京都港区北青山1丁目4-5 VORT 青山一丁目 Dual's 301
資本金:¥10,000,000
事業内容 :
ソーシャルインベストメントサービス事業
グローバルSI(システムインテグレーション)事業
グローバルビジネストレーニング事業
海外留学・国際インターンシップ支援 / 翻訳
自社プラットフォームサービスの企画・開発・運営
Webサイト:https://www.free-will.co/


■本件に関するお問い合わせ■
CIジャパン 広報担当
磯部 (aisobe@conseravtion.org; 03-5315-4790)