三井物産

プレイロング野生生物保護区でのREDD+プロジェクト

 

 

2018年、CIは、三井物産株式会社とのカンボジア・プレイロング野生生物保護区における協働プロジェクトを開始しました。プレイロング野生生物保護区は、メコン川の西側に位置し、インドシナ地域に残る貴重な低地林です。周辺に暮らす人々の生活の拠り所であり、トンレサップ湖とメコン川の水源地として、カンボジアの人々の生活を支えています。アジアゾウ等の55種の絶滅危惧種を含む野生生物の生息地として生物多様性の上でも重要な地域です。しかし、違法な開墾や伐採という危機に直面しています。

三井物産とのパートナーシップにより、プロジェクトでは、現地政府による野生生物保護区の管理と地元住民の代替生計手段開発を支援しています。森林保全を通じて森林減少を抑制し、そこから生まれる排出削減を炭素クレジット化するREDD+プロジェクトです。