食料
土地利用
© Mitsuhiko Imamori/Minden Pictures 
土地利用

「我々はこの大地を先祖から引き継いだものではない。我々はこの大地を子孫から借りている」アメリカ先住民族のこの諺は、地球が、私たちに多くのものを与えてくれたように次世代に対しても、彼らのニーズを満たせるだけ十分なものを与えられるようにしなければならないという意味で、私たちは次世代に対して借りを負っているという意味です。そのためには、土地をどのように利用するかについて責任ある決定を下し、革新的な方法を積極的に取り入れることが私たちに求められているのです。

私たちは、20年以上にわたり、全世界で有効な土地利用計画と手法の実施を提唱し、そのための支援をしてきました。これには、保護地区の設定のような伝統的な保全からコミュニティ、個人、企業による土地の多目的利用や民間スチュワードシップが含まれます。賢明に、かつ配慮をもって行われた土地利用は、相互依存関係にある保全と開発のニーズを同時に満たすことができます。

リベリアの豊かな森林は、環境保全、コミュニティ利用、商業利用を考慮に入れた法律の恩恵を受けています。この施策は、特定の森林を保護し、その他の森林については、コミュニティの利益と商業伐採の両方を制限するというものです。これは、森林が多目的に使用される可能性はあっても不必要に傷つけられないことを意味します。マダガスカルの水田から水による浸食作用でできたギアナ楯状地まで、同様の土地共有プログラムと土地利用法により、目覚ましい成果を生んでいます。

しかし、責任ある土地利用は、現地コミュニティだけの問題ではありません。私たちは全員が消費者として、商品購入を通じて、さらには土地利用にに対して責任を持ち、事業地である現地コミュニティを支援する企業や産業を支持することにより、望ましい土地利用をサポートすることができます。また、私たちは、責任ある土地利用に関する合意に向けて努力する政府や非営利団体の活動を後押しすることができます。こうした新しいアプローチは、全世界の人々、経済、そして環境のために、バランスの取れた持続可能な土地利用を促進します。

未来の世代がどのような環境に住むかは、結局、私たちの行動次第です。私たちが賢明な計画を立てれば、私たちの子どもや孫たちも、私たちが今、恵みを享受している豊かな地球から同じような恵みを受けられるようになるでしょう。