文化的サービス
 
 
 
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コミュニティ
 
 
 
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1987年の発足以来、コンサベーション・インターナショナル(CI)は、地球の生物多様性(私たちの自然遺産である生物種と生態系サービス)を保全することを通じて、人間の幸福に貢献するための活動を行ってきました。健全な生態系サービスの維持が、持続可能な経済発展の上に繁栄する健全な人間社会の礎であると私たちは考えています。

CIは、40カ国以上の生物多様性ホットスポット、生物多様性が豊かな原生自然地域、そしてシースケープで活動しています。同時に、地球上で最も生物多様性が豊かなこうした地域には、健全な生態系サービスによって、清潔な水、食料、燃料、衣服、医薬、住居を得ている先住民族のコミュニティや地元のコミュニティが存在します。人間による消費と影響の増大によってそうした資源が枯渇すれば、すべてのもの、すべての人に悪影響が及びます。CIは、地元の住民や(国際機関、各国政府から草の根団体に至る)その他のステークホルダーと連携することによって、先住民族のコミュニティと地元のコミュニティが持続可能な生活のために、生物多様性保全の重要性を維持しながら、サポートしています。

 詳しい情報はこちら: CIのコミュニティパートナーシップとその成功事例(英語)

CIは、先住民族・伝統民族(indigenous and traditional peoples)へのコミットメントを強化し続け、環境保全ランドスケープ(conservation landscapes)において彼らのテリトリー(territories)が果たす重要な役割を裏付けるため、2003年に先住民族・伝統民族プログラム(Indigenous and Traditional Peoples Program)を創設しました。ITPPは、CIの「パートナーシップ原則(Principles for Partnership)」に則り、CIのプログラムやパートナー、現地指導者、コミュニティ、環境保全活動家、先住民族組織その他の重要なプレイヤーと直接協力し合いながら、地方自治体、国、国際社会のレベルで、生物多様性と文化的多様性の保全に関する共通アジェンダの構築を進めています。このプログラムの活動は、これらの団体の協力を推進すると同時に、コミュニティの生活と自然・文化遺産を維持しながら、土地と資源を有効に管理できるようその能力を高める役割を果たしています。

CIのパートナーシップの活動と成果は、非常に広い範囲にわたっています。私たちは、先祖から受け継いだ土地とその資源に対して法律的な指定権限と管理権限(legal designation and management authority)を獲得しようとする先住民族団体の取組みを支援しています。私たちは、それらのコミュニティがこれらの地域を管理し、彼らが必要とする生物多様性と生態学的プロセスを保全するための能力を高めるための支援を行っています。例えば、CIは、クリティカル・エコシステム・パートナーシップ基金(CEPF)や、生物多様性の保全と人間の福祉を促進するプロジェクトを支援するその他のプログラムにおいて、国際パートナーの一員として参加しています。

私たちはコミュニティと連携して、薬効のある植物・動物の持続可能な伝統的利用を支援し、保全活動促進のための必要な経済的資源を提供しています。私たちは、各国の当局や現地の資源所有者と保全協定を結んでいます。構造化された安定した利益を得る代わりに、彼らは自然の生態系サービスを保護します。CIでは、あらゆる活動が、環境保全を通じて人々を支援するという指針から生まれます。