海洋
© Olivier Langrand
© Olivier Langrand
人々と海
人々と保護区域 

生物多様性を保全するためには、保護区域指定を通じた海洋生態系システムの保護が不可欠です。しかし、環境保全の方程式においては、保護区域の中や周辺に住む人々とコミュニティに十分な配慮が必要です

 海洋資源に依存する人々を無視することは、生計の道を狭め、経済発展を阻むだけでなく、環境保全という目標達成が阻害される危険をはらんでいます。環境保全を成功させるためには、持続可能な形で責任をもって行われる限り、人々が周辺環境と相互に作用し合い、そこから便益を得ることを認めなければなりません。

CIは、経済発展と生物多様性保全という目標のバランスをとり、これらを結び付けることを考えながら、これらの問題に取り組んでいます。このような方法は、環境保全目標への関心を育むと同時に、コミュニティ構成員の生活水準を向上させるようなコミュニティ・リレーションを形成することができます。


CIの海洋保全の取り組みについて、いくつかをご紹介します(英語)。
もっとお知りになりたい方はこちらのリンクからどうぞ。

2009年の世界環境デーに、ルイス エナシオ ルラ ダ シルヴァ(Luiz Inácio Lula da Silva) 大統領がブラジル・バイア州カラベラス・ポンタジアレイアの漁村を訪問し、Cassurubá Extractive 保護区の創設を祝しました。
いたるところで人々を支える世界の海洋と水中生物の保護は、さまざまな形で行われます。CIは、海を守るため、多くの領域で活動しています。世界の既知のサンゴ種の多くを保全することを目指すパートナーシップもあります。
2006年、CIのマーク・アードマン(Mark Erdmann)を中心とする研究者たちが、インドネシア・パプア州沿岸の海域で、海洋生物の不思議の国を発見しました。今、アードマンが「種の工場」と表現したこの地域は、新たな海洋保護区(MPA)になっています。
少年時代、CIの海洋保護区域専門家ロドリゴ・デ・モウラ(Rodrigo de Moura) は、港町サントスに近いブラジル・サンパウロ州の沖合でスピアフィシング(銛突き漁)を楽しんでいました。彼はそこで、漁獲制限区域が魚類個体群の健康にもたらすメリットを自ら教訓として学びました。
昔、コスタリカの タルコレス(Tárcoles)村は、東部熱帯太平洋シースケープにある他の漁村と全く変わりがありませんでしたが、資源が減少するにつれて、貧困が拡大ました。やせ細った魚の価格は、市場原理によって、横ばいのままです。