「グリーン・ウォール」の創生 グヌングデ・パングランゴ国立公園 住民参加型森林再生プロジェクト 現地からのお便り【2012年7月17日】
 
 
 
森林再生事業の進捗
農家と国立公園レンジャーと一緒に毎月、第一期の3年間の200ヘクタールと昨年の50ヘクタールの合計250ヘクタールに植えた木々の見回りと手入れを続けています。5月末の見回りで、約2割の木の植替えが必要であることがわかりました。被害のほとんどは、乾燥などの気象要因によるものでした。必要な苗の数を把握し、次の雨季がきたら植え替えられるよう備えています。
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超小型水力発電(ピコハイドロ)ときれいな水
前回のお便りで電気が通ったと報告したテンゲ村に、4月、簡単な水道が完成しました。これまで、毎日汲みにいかなければならなかった水。今では、コミュニティと一緒に私たちが敷いた6kmのパイプを通って家のすぐ前までやってきます。栓を開ければ、いつでもきれいな水が出てきます。​

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また、別のいくつかの村では、衛生状態の改善のため、きれいな水を村の中で分配したり溜めたりするための設備を作りました。水源地である森の保全の重要性を伝える環境教育とこういった取組みを組み合わせることで、森の恵みのかけがえのなさを分かりやすく伝えています。とても良い取組みとして、CIの仲間も国、シンガポールそして日本から視察に来ました。​

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ビデオ作成中
地に来られない多くの人達にもプロジェクトの内容を知ってもらうために、ビデオを作成しています。インドネシアの学校、村々、企業や政府はもちろんのこと、日本、そして世界中で見てもらえるよう、インターネット上でも公開する予定です。どうぞご期待ください!

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お米を巡る戦い。。。
お米がたわわに実ってくる頃、それを食べにやってくる鳥たちとの戦いが始まります。カカシは、日本でも一般的でしょうか?鳥の撃退方法は、それだけではありません。プロジェクト対象地の近くで見つけた、とっても簡単な道具を紹介しましょう。田んぼに流れ込む水の力で回る小さな水車に、カギ状に折れ曲がったハンドルが取り付けられています。水車が回るたびに、ハンドルが回り、そしてハンドルにヒモでつなげられているハンマーが空き缶の底を叩くのです。その音で鳥を追い払うという仕掛けです。

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