​シンポジウムのお知らせ

「オーシャン・ヘルス・インデックス」を用いた地域アセスメントの可能性について

地球規模で変化する海洋環境を評価する試みとして様々な手法が開発されている中で、「オーシャン・ヘルス・インデックス(海洋健全度指数:OHI)」は、世界で65名を超える科学者および海洋専門家が関わり、人と海の関係(生態系サービス)を総合的に定量評価し、政策提言を行うユニークな取組みです。100以上の世界規模のデータセットを駆使し、海に面する世界221の地域や国および外洋域において毎年評価が行われている一方、統計データに表れない現場の事情を反映したボトムアップの地域アセスメントが、ブラジルやフィジーなどで始まっています。今回は、日本のいわゆる「里海」と呼ばれる沿岸地域における、様々なステイクホルダーを巻き込んだ地域アセスメントの実施可能性について、幅広い視点から議論を行うことを目的にシンポジウムを開催致します。皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2015年7月1日(水)
場所:東京大学大学院農学生命科学研究科(弥生キャンパス)フードサイエンス棟 中島ホール
主催:東京大学(海洋アライアンス、科学研究費補助金 新学術領域研究「新海洋像:その機能と持続的利用」(NEOPS))、コンサベーション・インターナショナル(CI)


【プログラム】

モデレーター:名取 洋司(CIジャパン 生態系政策マネージャー)

  • 9:30 – 9:40 開会挨拶
    古谷 研(東京大学理事・副学長、NEOPS研究代表者)
  • 9:40 – 10:00 基調講演1
    『海洋生態系サービスに関するNEOPSの研究成果』
    齊藤 宏明(東京大学大気海洋研究所 准教授)
  • 10:00 – 10:30 基調講演 2
    『海洋生態系サービスの価値に関する一般認識』
    ロバート・ブラジアック(東京大学農学生命科学研究科 特任研究員)
  • 10:30 – 11:00 基調講演 3
    『日本の里海、その伝統的利用と現在および将来に向けた課題』
    あん・まくどなるど(上智大学地球環境学研究科 教授)
  • 11:00 – 11:30 基調講演 4
    『里海再生に向けた多様な主体との協働 – 瀬戸内海の事例から』
    田中 丈裕(NPO法人里海づくり研究会議 事務局長)
  • 11:30 – 12:00 基調講演 5
    『モルディブにおける海とサンゴ礁の生態系サービスの利用とその持続可能性:将来への課題』
    フセイン・シナン(モルディブ共和国農水省水産管理課長)
    アハメッド・リヤズ・ジャウハリー(海洋研究センター上席研究員(モルディブ政府代表))
  • 12:00 – 13:00 昼食
  • 13:00 – 13:35 基調講演 6
    『生態系サービスの供給とシースケープにおける人間の福利のつながり』
    クリス・ゴールデン(ハーバード大学公衆衛生大学院環境保健学科 研究員)
  • 13:35 – 14:20 基調講演 7
    『オーシャン・ヘルス・インデックス(海洋健全度指数:OHI)の地球規模、地域別および公海におけるアセスメント』
    エリック・パチェコ(CI科学海洋センターオーシャン・ヘルス・インデックス、シニアマネージャー)
  • 14:20 – 16:20 パネルディスカッション
    モデレーター:八木 信行(東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授)

    <パネリスト>
    クリス・ゴールデン(ハーバード大学公衆衛生大学院環境保健学科 研究員)
    エリック・パチェコ(CI科学海洋センターオーシャン・ヘルス・インデックス、シニアマネージャー)
    奥田 直久(環境省自然環境局 生物多様性地球戦略企画室長)
    田中 丈裕(NPO法人里海づくり研究会議 事務局長)
    イヴォーン・ユー(国連大学サステイナビリティ高等研究所研究員/東京大学)
  • 16:20 – 16:25 閉会挨拶
    日比 保史 (CI バイスプレジデント/CIジャパン代表理事)
  • 17:30 – レセプション

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