​​​<CIニュース>
2017年10月10日

​ブラジル・アマゾンで史上最大規模の森林再生プロジェクトが始動!

シング―地区の森林伐採​​​

 【ブラジル、リオ・デ・ジャネイロ】コンサベーション・インターナショナル(CI)は、ブラジル国環境省、地球環境ファシリティ(Global Environment Facility: GEF)、世界銀行、ブラジル生物多様性基金Funbio、アマゾン・ライブ(“Rock in Rio”音楽フェスティバルの環境部門)とのパートナーシップにより、ブラジル・アマゾンにおいて世界最大級の熱帯雨林再生プロジェクトを発表しました。 
今回のプロジェクト規模は300㎢ (参考: 東京23区の約半分程度)に達し、今後6年間かけて、2023年までにブラジルのアマゾン地域で7300万本を植林する予定です。 このプロジェクトは、ブラジル政府が2015年にフランスのパリで開かれた第21回気候変動枠組み条約(通称:パリ協定)で約束した、2030年までに12万㎢の土地を再植林する、という目標に貢献します。

アマゾンの熱帯雨林は、地球上のあらゆる生態系の中でも最も豊かな生物多様性の宝庫にも関わらず、世界的な資源需要の急増に伴い、急速に破壊が進んでいます。今回の森林再生プロジェクトの優先地域は、アマゾナス州、ロンドニア州、アクレ州、パラー州シング―河流域です。保全活動には、既存の二次林の強化、厳選された在来種の播種、また、必要に応じて在来種の植え付けが含まれます。アマゾン流域には、東京やメキシコシティ、ニューヨークと同じように、3,000万人もの人々が暮らしており、アマゾンの熱帯雨林の再生は地域に暮らす人々にとっても大変重要な意味を持ちます。

これまでにもCIは、アマゾン地域において、ブラジル政府だけでなく、先住民族を含めた現地コミュニティ、さらには日本企業も含む民間企業との連携​を続けてきました。また、日本国が最大の資金提供国であり、日本人がCEOも務める地球環境ファシリティは、CI本部がプロジェクト・エージェンシーの一つとして承認されている他、CIジャパンが主導するGEF-Satoyamaプロジェクト​などの共同プロジェクトを10カ国で実施しています。こうした様々なステークホルダーとマルチ・パートナーシップを組むCIのアプローチによって、今回のようなアマゾン再生プロジェクトが結実しました。

マルチ・パートナーシップによるプロジェクトは、極めて高い専門知識、経験、調整能力を要しますが、大規模な環境保全プロジェクトの実施を可能とし、その成功率とコスト効率をも高めます。特に自然環境保全プロジェクトにおいては、規模が大きいほど保全効果が指数関数的に高まることが科学的にも証明されています。今後もこうした規模でのプロジェクトを実証していけば、将来的にはさらにより大きなプロジェクトで、コストを大幅に削減しながら、パリ協定や愛知ターゲットなどの国際目標にも効果的に貢献する環境保全計画を実施することができるようになります。​


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◆本件に関するお問い合わせ◆
CIジャパン 広報担当
磯部 麻子
03-5315-4790