コーラル・トライアングル
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フィリピン、インドネシア、パプアニューギニア、マレーシア、東ティモール、ソロモン諸島

人、動物、植物、重要な地球物理学的多様性が見事に共存するこれらの国のすべてまたは一部は、コーラルトライアングルの一部になっています。CIは、これらすべての場所を救うため、各国政府や多数のパートナーと協力しています。

コーラル・トライアングル・イニシアティブ
コーラル・トライアングル・イニシアティブは、海洋保護区(MPA)の創設と強化、大規模なシースケープ管理の促進、漁業の改善、気候変動への適応、絶滅危惧種の再生を通じて、人々が自らの海洋資源を管理できるよう支援することにより、健全な海洋の発展を目指す政府のパートナーシップです。

コーラル・トライアングルは、世界で最も多様な海洋生態系サービスを持っています。生息するサンゴは500種、魚類は少なくとも3,000種にのぼります。また、地球上に残る最大のマングローブ林もそこにあります。さらに、コーラル・トライアングルには15,000万人以上の人々が住んでいます。

コーラル・トライアングルは、地球の海洋生物多様性の中心であり、全世界の人々の健康と福祉のために健全なエコシステムと漁業を維持する上で大変に重要な存在です。

しかし、持続不可能な漁業、汚染、気候変動、生息地の破壊が、この地域とそこにすむ素晴しい生物たち、そしてこの地域が人間にもたらす恵みを脅かしています。 

パートナーシップと進展状況 
CIは、この地域を海洋保全活動の優先地域に定めました。CIとパートナーは、2つのシースケープ(スル・スラウェシとバーズヘッド)を通じて、海洋野生生物の管理を改善すると同時に、シースケープの海洋保全に関する法的権限と政策権限を強化し、向上させる活動を推進しています。

コーラル・トライアングルにおけるCIの活動は、シースケープを通じたアプローチのほか、海洋保護区の拡大、ウミガメとサメの保護、種とコミュニティが気候変動に備え、適応するための支援、世界海洋生物種アセスメントの支援、漁業管理の改善を中心に展開されます。

CIは、東南アジアとメラネシアにおいて、各国政府、非営利団体、学術機関、民間セクター、現地コミュニティとのパートナーシップ強化に力を入れています。実際に、200712月には、インドネシア、フィリピン、マレーシア、東ティモール、パプアニューギニア、ソロモン諸島の政府が多国間協定「世界的サンゴ礁地域、漁業生産、食料問題に貢献するコーラルトライアングル・イニシアティブに署名し、重要度の高いシースケープ、海洋保護区、漁業管理に対するエコシステム・アプローチ、気候変動への適応、絶滅危惧種に関して協力する方針を表明しました。

CIは、上記その他のパートナーとともに、完全な海洋エコシステムが企業や人々にとって望ましいことを企業や政府が理解し、世界で最も美しく生物学的に重要なサンゴ礁の一部をこれ以上傷つけるのをやめるよう、活動しています。

新たな前進
​​コーラル・トライアングル・イニシアティブは、私たちを支え、維持してくれるエコシステムを保護する活動の一つの見本です。これは、サンゴ礁、漁業、食料安全保障に対する政府主導のビジョンです。政府のリーダーシップ、優れたプランニング、パートナーシップ、力のあるコミュニティによって、人とエコシステムの長期的健康が非常に大きな国際的スケールで確保できることをこのイニシアティブが証明しました。