アジア太平洋
 
 
 
© CI/photo by Russell A. Mittermeier
 
 
環境保全活動家は、アジア太平洋地域は、環境を健全な状態に戻すことができる可能性が最も高い地域のひとつと考えています。

恐らく、刻々と記録を破る中国が大きな役割を果たすでしょう。中国の人口は世界最大であり、中国経済は世界で最も急速な成長を遂げています。中国はまた、当初の予想より10年早く、2009年には米国を追い越し、世界最大の温室効果ガス排出国になると予想されています。並外れた成長を支えるために中国が求める木材、石油、鉱物、魚類その他の製品は、一つの「フットプリント」を生み出しました。このフットプリントはますます広がり、世界中の海陸で野生生物とその生息地を脅かしています。しかし、適正な経済的インセンティブが提供され、再生可能エネルギー技術が進歩し、市民の意識が高まれば、逆に、中国が地球への影響の管理と回復に力を貸す可能性は大きいでしょう。

アジア太平洋、特にその水域ほど、こうした影響が目に見える場所は他にありません。マレーシアの島々からインドネシア群島、インド・ビルマの河川に至るまで、温度の上昇と破壊的な人間活動はあらゆるを死滅させました。かつては島々と岩礁の周囲に群れをなしていたサメはほとんど姿を消しました。その多くは、ヒレを野生生物市場に売りさばくために殺されたのです。沿岸開発と商業漁業は、大量の汚染を引き起こしました。地域の活気あふれる海洋生物にとって、こうした汚染は有害なだけでなく、しばしば海洋生物にとって致命的です。

こうした問題はありますが、アジアには、まだ楽園のような場所が残されています。雲に覆われた山頂、自然のままの河川、青々とした森林は、地球上の他の場所とは違い、植物や動物の隠れ場所を提供しています。アジアには、重要な熱帯原生自然地域と素晴しいシースケープ​とともに、世界の生物多様性ホットスポットが13ヵ所​もあります。

アジア太平洋のビジネス、政策、イノベーションのハブであるシンガポールでの活動は、私たちが地域の多国籍企業や政府と連携し、確固たる持続可能な実践方法を開発することを可能にしました。

フィリピン

フィリピンは7,100以上の島々で構成されていて、豊かな海洋生態系を持っています。

インドネシア

海の底を歩き回るサメたち。たった6週間で発見された50種もの新しい海洋生物。これらの最近のインドネシアでの科学的発見があったことを知ったあなたは、あらゆる可能を信じるようになるでしょう。

カンボジア

東南アジアで生物学的に最も手付かずのままの国、カンボジアでは内戦が終わり見事な原生自然が姿を現し、たちまち全世界の科学者の関心を集めることになりました。

中国

中国は急速な変化を遂げています。劇的な成長速度は、中国の天然資源と中国製品に対する内外の需要があってこそです。

パプア・ニューギニア

パプアニューギニアの人々にとって、土地の共有は当然なことです。赤道のわずか下に位置するパプアニューギニアには、ニューギニアの島の東半分のほか、沖合の数百もの島々が属しています。

太平洋諸国

太平洋諸島の独特な自然は、外来種や気候変動のような危機に対して特に脆弱です。

ソロモン諸島

ソロモン諸島は、太平洋の1千近くの島々で構成されています。