カリブ海諸島
​French grunts school to prey and for protection in the Caribbean.
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カリブ海の島々は、山々のうっそうと茂る森林から森林伐採と侵食によって荒廃したサボテンの低木地帯まで、非常に多様な生態系が見られます。

ホットスポットには、12種の絶滅危惧種が生息しており、ソレンドン(大ネズミ)2種とキューバワニなどが含まれています。また、小型動物た多く生息することでも珍しく、世界最小の鳥であるタイニー・ビー・ハミングバード(マメハチドリ)や、世界最小のヘビが生息しています。




概説

カリブ海諸島のホットスポットは主に北米と南米の間に位置する島を大きく3つに分けたグループ: バハマ、小アンティル諸島、および大アンティル諸島(プエルトリコ、ジャマイカ、キューバ、およびドミニカ共和国とハイチを含めたイスパニョーラ島)から成っています。カリブ海諸国(時々西インド諸島と呼ばれる)は、政治的には、12の独立国家とフランス、イギリス、米国、オランダそれぞれの植民地から構成されています。 ホットスポットは400万km²以上の海洋と、キューバ、イルパニョーラ島、ジャマイカ、プエルトリコの4つの島が約90パーセントを占める、およそ23万km²の土地をカバーしています。

カリブ海諸島は海抜3,000m以上の高所(以前は氷河の頂だったピコ・ドゥアルテ)から、海抜マイナス40mの砂漠地帯まで及んでいます。 低い島々は半乾燥傾向にあり、そのほとんどが、バーブーダ、ジャマイカ、プエルトリコ各地(低地域で平均雨量が年間、300-600ミリしかない場所)のサバンナ、サボテンや低木の茂る半砂漠、灌木地帯に生育する、乾燥した常緑樹の叢林や雑木林に覆われています。

一方、湿地環境は、貿易風がカリブ海諸国にそびえる山々にぶつかる場所で発生し、沼地の森林、季節林、山林、および高山矯林を含む、様々なタイプの熱帯湿林を育んでいます。干潟や河口の周辺など、より湿度の高い地域では、永久汽水や淡水氾濫原が大規模なマングローブ林に影響を及ぼしています。