西アフリカ・ギニア森林
​The African golden frog (Amnirana occidentalis) is only present in primary, undisturbed forests, making it vulnerable to habitat changes.  Guinea, West Africa.
© Piotr Naskrecki
 

西アフリカの低地森林地帯はアフリカの哺乳類の4分の1以上が生息しており、20種類以上の霊長類が含まれています。しかしながら、伐採、採鉱、狩猟、人口増加が森林生態系を大きく圧迫しており、コビトカバ、ニシチンパンジーなどの絶滅危惧種の生息を脅かしています。また、固有鳥類の生息地も広く分布していますが、これらも危機に瀕しています。


概説

西アフリカ・ギニア森林は政治的には、西アフリカ(ギネアとシエラレオネから東方のカメルーンのサナガ川まで)の低地林を全て含んでいます。これは、リベリア、コートジボアール、ガーナ、トーゴ、ベニンとナイジェリアの国を含んでおり、各国は、森林の断片を維持しています。ホットスポットはまた、ギネア湾の4つの島、赤道ギニアを形成しているビオコ島とアンノボン島、独立国家を形成しているサントメ島とプリンチペ島です。ビオコ島は大陸棚島で、残りは全て大洋島です。

ホットスポットは、新生代第四紀前期の間、森林の収縮と細分化によって創り出された、森林にとって重要なレフュジーア(気候など、大きな変化が起こったことのない、隔離された地域)をいくつも取り込んだ、極めて異なる2つの小地域を含んでいます。

第一の小地域はギニアの上流地域で、ギニア南部からシエラレオネ東部を抜け、リベリア、コートジボアール、ガーナを抜け、トーゴ西部にまで延びでいます。二つ目の小地域は、ナイジェリアーカメルーン地域で、ナイジェリア西部からカメルーン南西部のサナガ川まで沿岸沿いに広がっています。2つの小地域は、ベナンのダオメーギャップ(農地、サバンナ、非常に劣化した乾燥林)で二分し、このホットスポットは、カメルーン高地(カメルーン山は、4,095メートルで、西アフリカの最高峰です)とニンバ高地など、いくつもの重要な山岳地域を守っています。

ギニアの森は、沿岸沿いの湿地林から、淡水の湿原(ニジェールデルタ周辺など)、内陸では、乾季が長引くための半落葉樹林まで、幅広い植生で成り立っています。西アフリカ諸国のうち、リベリアは湿地林全体に位置し、シエラレオネの相当部分も境界付近に接しています。