ブラジルのセラードで、2種の新種のトカゲを発見
 
 
セラードとカーティンガにある国立公園で小さな"竜"が見つかる
(1月24日 ブラジリア)- ブラジルのセラードとカーティンガのSerra das Confus?es 国立公園で2種類の新種のトカゲが発見されたことが、最新号の南アメリカ爬虫類学ジャーナルで発表されました。発見した科学者によれば、頭頂から尾の先端まで14センチに満たないこれらの生物は、まるで小型の竜のようとのことです。

主として地表近くに、また、木の幹や小さな穴などで生息し、乾燥した草原サバンナでカムフラージュのため保護色に守られ、隠れるように行動しています。彼らのラテン名は、形態によって名づけられ、特色である5つの背面のとさかをほのめかすquinariusと、体中の逆立った硬いうろこを表すsquarrosusです。

「生息地の破壊が続いているため、時間がもう残されていない。これらの2種は、南アメリカの開放的な生息地間の関連性を知ることができる、種形成プロセスにおけるユニークで非常に重要な情報を提供している。ステノセルシンとかげに関する更なる研究が行われれば、多様性についてより明らかになるといえる。」と、CIの生物多様性研究者で、この2種を名づけた論文の共著者の一人、ブラジル人爬虫類学者クリスチャノ・ノグエイラは語っています。

今回の発見は、2006年にノグエイラがサンパウロ大学博士課程での研究としてブラジルのセラードで実施した有鱗両生類多様性インベントリー調査の中で見つかったものです。

これらの2種が見つかったのは、現地でカラスコと呼ばれる、乾燥した平らな砂岩の卓上型の草原サバンナです。この植生タイプは、セラードとカーティンガの混生の植物種を有していますが、いまだにその起源は植物学者にとってなぞとされています。

現在急激に木炭生産と大豆栽培のために破壊が進んでおり、古代からの植生は、セラードとカーティンガの中の自然的に孤立している断片としてのカラスコだけとなっています。

最近の計算は、セラードでは、毎年少なくとも200万ヘクタールが破壊されていることを示しています。2030年までに、法的に保護された地域(地域の3%以下の広さ)だけが、セラードでのもとの生態系を残すのみとなってしまうと予測されています。

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