コスタリカからガラパゴス諸島まで2週間のウミガメ・レース
 
 
4月16日からネット中継!! 
www.GreatTurtleRace.com (4月16日)- 絶滅の危機に瀕したオサガメを救うための「ウミガメ・レースThe Great Turtle Race」が、 4月16日(月)から4月29日(日)まで2週間にわたり開催されます。企業と環境保護団体が協力し、オサガメを絶滅から守るための資金と人々の保護への関心を集めることを目標としています。

レースを主催するのは、コンサベーション・インターナショナル(CI)、コスタリカ環境・エネルギー省、オサガメ・トラストおよびTOPP(太平洋海洋タグ装着)です。

この"レース"の支援企業・団体は、以下のとおりです。
◇ 企業:Dreyer'sアイスクリーム、GITIタイヤ社、プラントロニクス社、トラヴェルシティ社、ウェストマリン、Yahoo!社
◇ 非営利団体:Bullis Charter School(カルフォルニア州); Drexel University(ペンシルヴァニア州); Life Sciences Secondary School(ニューヨーク州、マイクロソフト社の資金サポートによる); Offield Center for Billfish Studies

Yahoo!社は、オサガメ・レース・オンライン  www.GreatTurtleRace.comのサイトの開設を支援しています。レースの観戦者は、このサイトで気に入ったカメを選び、レースが終わるまで応援することができます。観戦者は、それぞれのカメの旅を追い、カメたちがその道のりで出会うさまざまな障害を知ることになります。その障害とは、釣り糸や釣り針、魚網、トロール網、ビニール袋やその他のごみなどで、そのほとんどは人間が作り出したものです。

レースに参加するのは、人工衛星タグをつけた11頭のオサガメ。太平洋での主要な上陸地であるコスタリカのラ・バウラス国立公園プラヤ・グランデで産卵したのち、エサ場であるガラパゴス諸島南部まで移動します。

この"レース"で、オサガメたちが呼吸するため海面に浮上したときに、人工衛星タグがかれらの位置、水温、推進などの情報を人工衛星に伝送し、瞬時にアメリカのコンピューターサーバーに転送されます。そののちこれらの情報は、海面温度、波の高さ、水深などのリモートセンサー情報と組み合わせて分析され、より総合的な海洋の理解に貢献します。

オサガメは、1億年以上前から地球上に存在する非常に大きな海の生き物です。恐竜より長く生き残ってきましたが、現在深刻な絶滅の危機にあります。プラヤ・グランデでも10年前に数千頭を数えたオサガメが、この5年間は100頭未満に減少してしまいました。

IUCNウミガメ専門家グループ共同代表でCI執行役員のロドリック・マストは、「このイベントの素晴らしいところは、一般の人々が環境保全に楽しく関われるところです。オサガメへの脅威をなくすことは、ほかのたくさんの海の生き物への脅威をなくすことになるのです。」と述べています。

このオンラインイベントにより得られた収益は、プラヤ・グランデでの保護活動に役立てられ、また、私たち一人ひとりが -たとえどこに住んでいても- 毎日の行動を通してどうしたらウミガメを守ることができるのかを伝えます。

ウミガメ・レースのサイト www.GreatTurtleRace.comでは、気に入ったカメの応援のほか、オサガメの生息地や旅の途中で出会う困難のアニメーション、科学者や学生、また、ミスター・オサガメによるブログ、学校の先生のための環境教育カリキュラムなどが提供されます。

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