"ロストワールド"インドネシアのフォジャ山脈で再び大きな発見- 新種とみられる2種の哺乳類を原生の熱帯林で発見
 
 
【12月16日 米ヴァージニア】インドネシアの西ニューギニアのフォジャ山脈 "ロストワールド" での最近の科学的調査で、新種と思われる2種の哺乳類の-小型のポッサムと大型のラットが発見されました。


コンサベーション・インターナショナル(以下CI)とインドネシア科学院の科学者たちは、2007年6月にフォジャ山脈で2度目の調査を行い、新種と思われる2種の哺乳類―小型のポッサムCercartetus pygmy possum(フクロヤマネのなかま)と大型のラットMallomys giant rat(オニネズミのなかま)を発見しました。

2005年に行った最初の調査では、新種の鳥など多数の新種の動植物を発見し、この地域に豊かな原生の自然が残っていることを明らかにした。今回の調査では、初めてこの地域の自然と調査の様子を撮影するため、ナショナルジオグラフィックのカメラマンである科学者とCBSニュースのスタッフが同行しました。

今回の調査の詳細は、12月16日放送の米CBSニュース「60ミニッツ」で紹介されます。希少なニワシドリやゴクラクチョウなどの求愛行動が初めて動画映像に収められた。2005年12月に発見された新種の鳥(ミツスイの仲間Melipotes carolae)や幻のゴクラクチョウなどの映像も撮影されました。

調査隊を率いたCIバイスプレジデントのブルース・ビーラーは、「原生自然の奥深く、純然たる自然の楽園が残っていることに励まされます。最初の訪問のときと同じままでこの小さな楽園が原生で魅力的なまま残っていたことを嬉しく思います」と述べています。

「発見された大型のラットは、都市部で見かける普通のネズミの5倍も大きく、人間を恐れません。調査の間、何度もキャンプ地にもぐりこんできました」とスミソニアン博物館の科学者クリストファー・ヘルゲン氏は言います。

フォジャ原生自然地域は、アジア太平洋地域で道路の無い最大の熱帯林である大マンベラモ流域の一部です。インドネシア政府は、この地域を国立野生保護区に指定しています。CIは、この地域での自然環境保全を成功させ保護をさらに拡大するために、政府や地元コミュニティと協働を続けています。

CIとインドネシア科学院は、2009年までにフォジャ山脈での再調査を予定しており、カエル、哺乳類、チョウ、植物などの新種の発見が予測されています。



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