中国政府、植林計画へのCCB基準の適用に向け、CI、TNCと合意書に調印
 
 

中国国家林業省(SFA)は、CI、TNCとともに同国の森林による二酸化炭素吸収の研究および事業を進めるための提携に合意し、協定書に調印しました。この合意に向けた三者協議には、中国からはスー・ミンSFA国際協力局長が、CIからは、ピーター・セリグマン理事長が、そしてTNCからはラッセル・レイマンアジア太平洋地域担当理事が出席し、中国の森林による二酸化炭素吸収事業における協力体制の構築に合意しました。


協定書では、三者による中国におけるCCB基準の適用と推進、中国の森林による二酸化炭素吸収に関する研究と事業開発での協力関係を進めることに合意しました。さらに、雲南省と四川省ではCCB基準を適用した植林プロジェクトを試験的に実施することになります。CCB基準は、二酸化炭素の吸収を目的とした植林事業が、「気候変動対策、コミュニティの持続可能な開発の支援、生物多様性の保全」という3つの相乗効果を創出し、地球環境問題および持続可能な開発への包括的な解決策を示すガイドラインです。雲南省及び四川省のプロジェクトでは、排出権取引を試験的に実施することにより、森林の生態系サービスを指標化し、経済価値化を試みるという革新的な手法により、森林保全のための資金を調達することを目指します。

2005年7月26日(中国)

(訳:CIボランティア 端野裕之)

(2005年5月23日)