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​​​​​​​生物多様性条約第11回締約国会議
2012年10月8日~19日
インド・ハイデラバード​

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In Hyderabad, we have an opportunity to protect global biodiversity by taking concrete steps
​toward achieving the bold commitments made in Nagoya in 2010.​
​ © Samba Kumar, WCS​​​


CIは、バードライフ・インターナショナル、The Nature Conservancy (TNC)、およびWWFと共同で、COP11で議論されるREDD+および資源動員について、ポジション・ペーパーを発表しました。


資源動員戦略のレビューに関するポジション・ペーパー 要約

COP11において、愛知目標の実現と進展を確保するために資源調達目標に合意することは、緊急かつ重要である。

厳密な数値は出ていないが、既存の資金ニーズアセスメントから、愛知目標を達成するためには年間数千億ドルの資金が必要なことが示されている。我々は、現段階でそろっている情報から、意味あるターゲットを設定することができると考えている。

CBD戦略計画と愛知目標は、持続可能な発展と人間生活を支える生物多様性および生態系サービスを維持するための「マスタープラン」である。したがって、そのために十分な資金を用意することは、生態系の長期的な健全性を確保するだけではなく、ミレニアム開発目標 (MDGs) やより長期の持続可能な開発のための取り組み、生物多様性に関連するその他の条約や気候変動枠組条約等の国際コミットメントにも大いに貢献する。

我々は、下記を締約国に求める:

I. 資金動員目標の設定:
  • 資金ギャップを埋めるためのステップとして、国際資金フローを2013年から2020年までの間、毎年、前年比最低20パーセント増加させること。
  • 生物多様性条約の愛知目標を達成するため、国内資金を2013年から2020年までの毎年、前年比10パーセント増加させること。
  • グローバル評価のためのハイレベル・パネルと地球環境ファシリティ (GEF) の第6次増資の資金が、ニーズ評価の結果を利用すること。
  • ハイレベル・パネルの作業を継続し、COP12での議論に資するよう、より精度の高い推計を行うこと。

II. 資源動員目標のベースに同意:
  • 資源動員のベースラインを、生物多様性向け資金の2006年から2010年の間の平均とする。
  • UNEP/CBD/COP/11/ADD.1で示される報告の枠組を採用すること (経験に基づく見直しあり)。報告プロセスを遵守するための資金を用意すること。

III. 複数の資金源を得るための措置:
  • 必要とされる資源を満たすために、すべての提供源を検討すること。革新的資金メカニズムに対する適切なセーフガードを検討すること。
  • 資源ニーズと最適な提供源を組み合わせるためのオプションとツールを開発することを、条約事務局に求める。

IV. 資金計画と報告の期限:
  • すべての締約国が2014年までに時刻の生物多様性資金について報告し、資源ニーズ評価の結果を公表し、愛知目標達成のための資金計画を作成すること。

V. 国家のキャパシティの向上:
  • 途上国を支援し、国際および国内資金フローの有効性と持続可能性を高めるために、行政管理能力を高めること。
  • 新規で追加的な資金メカニズムの影響について報告し、社会および環境セーフガードのような規制の枠組の構築を確認すること。

資源動員ポジションペーパー (原文・英語、PDF 747KB)


REDD+セーフガードに関する助言についての提言

主な提言:
  • ANNEX Iにおける各国のセーフガードの実施に関する助言を「承認 (Approve)」すること (Annex IはUNEP/CBD/SBSTTA/16/8およびUNEP/CBD/COP/11/24に基づいている。)
  • REDD+活動により森林減少の要因が他の生物多様性価値のある地域への移転をモニタリングし、その防止に資するため、すべての生態系を対象とした定期的に更新される地図を活用すること。
  • REDD+セーフガードを効率的かつ効果的に実施するため、気候変動枠組条約と生物多様性条約のフォーカル・ポイント間の連携を強化すること。
  • REDD+活動を計画・実施する際に、生物多様性のために重要な地域を選ぶ国際標準的手法を活用し、それらの保全が優先されることを引き続き支持すること。

REDD+セーフガード ポジション・ペーパー ダウンロード: