「グリーン・ウォール」の創生 グヌングデ・パングランゴ国立公園 住民参加型森林再生プロジェクト 現地からのお便り
 
【2014年1月23日】
 
森林再生事業の進捗

201312月、参加農家と国立公園レンジャーと一緒に50ヘクタールの土地に木の苗を植えました。

木の苗を植える。簡単に聞こえるかもしれませんが、広い土地、特に国立公園のバッファーゾーンという特別な場所を相手にする場合、色々な準備が必要です。まず、参加農家がこの土地を森として管理しながら使うための手続き、詳細な地図作り、簡単な作業道作り、斜面を考慮した畝作り、施肥、苗を植える穴堀り、苗畑で育てた苗を運んで配布。そうして、ようやく苗を土に植えることができます。​

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今回植えたのは、モクレン科のManglid、キョウチクトウ科のLame、ホルトノキ科のJanitriの苗です。これまでと同じく、昔からこの辺りに生えていた自生種です。

みんなで苗を植え、大事に育ててきた新しい森は、これで300ヘクタール。立派な森に育つよう、世話を続けています。

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森とトイレの関係

11月、プロジェクトで建設を進めていたトイレが完成しました。「森林再生プロジェクトでなぜトイレ?」と思われるかもしれません。私たちは、森を再生し守っていくためには、森と隣り合って暮らす地元コミュニティの生活を改善すること、彼らが自然の大切さを理解し、そして守っていく手段を手に入れることが必要と考えています。アグロフォレストリー、簡易水道、農業・淡水魚養殖支援、環境教育等の取り組みは、こういった目的で実施しています。トイレも同様。トイレは、村の子供たちを病気から守り、森から流れ出る水をきれいに使うことを可能にします。

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11
月末、ダイキンのご担当者がプロジェクトサイトに来られました!植林地を見て回った他、トイレが完成した村では、簡単なセレモニーを開催しました。

村の住民と地元政府が80人ほどが参加する中、トイレ譲渡のシンボルとして「手桶」が村長に手渡されました。また、セレモニーでは、村にある淡水魚養殖池へ稚魚を記念放流しました。

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クトゥパット/
KETUPAT

日本には、お祭りの時の特別な食べ物はありますか?インドネシアでは、クトゥパットという食べ物が定番です。椰子の葉を編んだ入れ物にお米を詰め、45時間蒸して出来上がり。同じ国の中でも地域ごとに言葉や文化の違うインドネシアですが、クトゥッパットは、ほとんどの地域で作られます。

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