生物多様性条約締約国会議 COP10
 

COP10は愛知ターゲットが採択されて閉幕致しました。

COP10は確固たる保全戦略を発展させ、人類史上、非常に重要な時期にある生物多様性を地球規模で守っていくことを合意を果たす重要な機会となっているのです。

2010年10月18-29日 名古屋

健全な生物多様性は人間の幸福の基盤となっていますが、私達の地球を織り成している、遺伝子資源や種、生息地、生態系の循環はこれまでにない危機に直面しているのです。

名古屋における生物多様性条約(CBD)締約国会議において、世界各国は、種を保存し、私達人間に食料を与え、病気を癒し、また文化を豊かなものにしてくれる生態系全体をも守るために、より強い責任を果たさなければならないのです。CIは、生物多様性に関する専門的な知識に基づき、野心的な目標を掲げ、政府とともに取り組んでいます。

CBDとは何ですか?

CBDは国連により1992年に設立された、グローバルに生物多様性を保全していくことを目的とした国際条約であり、持続可能な資源利用を促進し、遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平に配分すること目指しています。

2002年に、参加国は2010年までに、貧困削減と地球上の生物への貢献として、グローバル、地域、国家などさまざまなレベルで生物多様性の損失を大幅に抑える”約束をしました。しかし8年経った今も、この目標は達成されていません。

名古屋会合では、世界の指導者たちが集結し、次の10年に向けた新たな生物多様性保全戦略を策定します。この会合は、現代において、遺伝子資源や生物種、生息地、淡水供給から気候調整の役割を果たす生態系サービスを守るために、確固たる保全戦略を発展させる上で、各国にとって極めて重要な機会なのです。

CBDに向けたCIの目標

名古屋会合では、192カ国とEUからの代表者、先住民族、13カ国で働くCIスタッフを含めたNGOが参加します。CIスタッフは、通常、政府代表団へ政策助言を行っていますが、それとは別に、ブラジル、コロンビア、マダガスカル、エクアドル、コスタリカ、ペルー、コンゴ民主共和国、インドネシア、そして日本からは各国の代表団に直接入っている者もいます。

名古屋会議に参加することによって次の4つの主な目標を達成するための政策実施に働きかけていきたいと考えています。

①陸域と内水域の少なくとも25%と海域の15%を保全するための生物多様性戦略を策定する。

②生物多様性と生態系サービスを維持し、ポスト2010年目標を達成するために“適切な”場所を保全する重要性を強調する。

③淡水保護は、生物多様性保全の不可欠な要素であることをより広く認識してもらう。

④生物多様性が人間の幸福のためにもたらすベネフィットに充分、価値を見出すような経済的インセンティブを与え、持続可能な保全活動は推奨し、そうではないものには反対を表明するということで合意する。