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EditPhoto Title:気候変動交渉への政策提言
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EditImage Description:Typical Moroccan vlllages in the Dades Valley
EditPhoto Credit:© Mauro Pezzotta
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​フランス・パリで開催されたCOP21でのパリ協定の採択、そして2016年11月の同協定の発効によって、気候変動問題への取り組みは新たなステージに入りました。今は、各国が確実に国内対策を実施できるようにするためのメカニズムを整える時です。2016年11月にモロッコ・マラケシュで開催されているCOP22から、パリ協定の実施に向けたルール作りが始まっています。


  • 自然を活用した気候変動対策(nature-based solutions)
    コンサベーション・インターナショナルは、世界の気温上昇を2度、そして1.5度以下に抑え、人々の気候変動へのレジリエンスを高めようというパリ協定の目標を達成するためには、緩和と適応の両面において、「自然の機能を活用した気候変動対策」をフル活用することが必要と考えています。自然を活用した気候変動対策には、森林の減少・劣化に由来する排出の削減(REDD+)、気候変動対応型の農業、ブルーカーボン、生態系を活用した適応策などがあります。これらの対策は、経済的に合理的な手法であり、緩和と適応を超えて、開発や人権面など他の分野にも様々な便益を提供します。

  • 民間資金の動員
    最近の研究によると、気温上昇を2度以下に抑えるために必要な排出削減の30%は、熱帯雨林の減少を止め、森林を再生することによって達成できるといわれています。しかし、そのために配分されている資金はすべての気候資金の2%にすぎません。今後各国が、パリ協定の目標の実現に向けて削減目標を引き上げていくために、そして気候変動の現実の影響に適切に対処していくためには、自然を活用した気候変動対策に対して、その有効性に見合った規模の資金が配分されることが必要です。先進国政府がそのための資金を拠出することは重要ですが、必要とされる資金量を充たすためには、民間の投資を促すこと、そしてそのための仕組みを構築していくことが重要です。2016年10月、コンサベーション・インターナショナル、BHPビリトン、ベーカー&マッケンジー法律事務所との連携の下で、世界銀行グループの国際金融公社(IFC)は初めての「森林債(forests bonds)」を発行しました。機関投資家から集められた資金は東部ケニアのREDD+事業に投資され、投資家は金利収入を現金または炭素クレジットもしくはその組み合わせの形で得ることができます。民間資金を大規模に動員するためのこのような革新的な仕組みを構築し、実施していくことは、まったなしの気候変動対策に取り組んでいくために必要です。

  • 市場メカニズム
    パリ協定は、国をまたぐ排出削減量の移転を通して、国々が効率的に排出削減に取り組めるよう協力できることを認めています。土地セクターを含む全てのセクターから生み出される質の高い排出削減量の移転が促されることによって、特に途上国での排出と吸収による緩和対策に必要な資金フローを生み出すことができます。私達は、各国が国別目標の達成に使う排出削減量の十全性を十分に評価できるようにするための情報が確保されることや、排出削減量が二重計上されることがないよう、厳格なアカウンティングルールが導入されることなどを求めています。

  • 国際航空からの排出削減
    2016年は、パリ協定でカバーされないセクターからの排出削減についても重要な決定がされました。国際航空セクターです。公海上で排出されるなど、排出量を国別に配分することが難しいため、国単位での排出削減を進める気候変動枠組み条約の対象には含まれていませんが、同セクターからの排出は世界の全排出量の2%、国に例えると第10位に匹敵する規模です。2010年の国際航空民間機関(ICAO)総会では、国際航空からの温室効果ガスの排出量を2020年の水準でキャップをかけ、それ以上は増やさないという削減目標に合意しました。そしてさらに2016年の総会では、2020年から市場メカニズムを使って排出削減に取り組むことに合意しています。
    世界的な人口増加とグローバル化の進展に伴う航空需要の増加のために、国際航空からの排出量は、2035年には2020年の水準に比べて6億トンの排出増になる見込みです。この規模の排出量をオフセットしていくのは大変です。国連の推計によると、2035年には航空業界でのオフセットにかかる資金は最大240億ドルに及びます。私達は、温室効果ガスの排出を効率的かつ効果的に、そして大規模に削減できるREDD+が国際航空業界での排出削減に活用されることを期待しています。

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